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  私が住む街並みの公園と
   釣り場環境美化



私達家族が今の小倉南区志井希望ヶ丘団地に引っ越して早15年になります。

その当時は都市モノレールも工事中、住宅も少なく、買物は志徳・徳力まで行っていました。

子供たちは、裕美ちゃんが志井小学校の4年生で2クラス、学校全体で300人少々と少ない田舎の学校でした。

真一君は引っ越してから次の年、志徳幼稚園に入園し、それはもう前の若松区浜町の街並みとは全く違った環境の良い田園の広がる志井でした。

若松では主人が勤める会社のアパートに10年余り住んでいましたが、工場の中の街というイメージがあり、すぐそばに洞海湾や若戸大橋、えびす神社等、少し頑張れば高塔山にも歩いて行けるところに住んでいましたから大変便利の良い浜町でした。

それが志井に住んでからは区役所は遠いし買物も不便。
一つだけとりえは住む環境がとっても良いことでした。
緑も多く志徳幼稚園そばには志井川が流れ、少し歩けば紫川に行け、お魚釣りだって出来るのです。

そのような志井も15年たつと全く環境が変わってしまい、都会になってしまいました。

都市モノレールがすぐそばを通り、マンションやショッピングセンターがドンドン出来て生活が大変便利になりました。

でも、それだけ自然環境が少なくなり、色々とゴミ問題がささやかれています。

その中で昨年、私達が住む希望ヶ丘町内300世帯の「公園愛護会会長」に私達夫婦がなり一年あまり、市政と町内の狭間に入り公園美化に務め、単一の公園では始めてという機関紙を二度も発行し、公園のPRと清掃美化の協力のお願い等して、それはもう奇麗な見違える希望ヶ丘公園になりました。

又、機関紙と町内「さつき会(老人会)」の皆様のお陰により、末吉市長から表彰されるまでになり、町内始まって以来の快挙と、皆さんからお誉めの言葉を頂き、最後にはテレビ局が取材に来たというまでになり、それはもう大変な一年でした。

私達が住む街並みの環境美化は皆で互いに協力してこそ成功がある分けで、これは私と主人が日頃から釣りという趣味の中で釣り場環境美化、クリーンアップ精神を海洋磯釣倶楽部から学んだものを発揮したからだと思います。

ですから公園や私達の街並みの景観でもやれば出来るということを皆様に紹介して、今一度、釣り場の美化、特に私達がもっとも通っている若松響灘の海岸線だけはなんとか奇麗にしたいと思います。

ご主人いわく『何処かの釣り場を限定して、釣り場美化・景観のモデル地区を決めてみては』と言っています。

皆さん「ゴミの持ち帰り」と「クリーンアップ」をたくさんの釣り人に呼びかけましょう。

そして釣り場で私達がお手本を見せてあげましょう。よろしくお願いします。


 平成9年1月稿               釣りのファン子







 釣り場環境美化を考える

          海洋磯釣倶楽部 藤山和明

前略 先日の「関門海峡夜釣選手権」に私も含めて数名の友達と参加させてもらいましたが、釣果はいまいちでした。

いつも大会行事等で大変でしょうが、私達釣り人にとっては楽しく参加させて貰っています。

当日は、下関側の荒田港に渡ったのですが、でも、釣れなくても楽しい一日でした。

家に帰り、釣り教室で頂いた「釣り場環境整備推進の現状」の小冊子をじっくり読ませてもらいましたが、釣り人のマナーは、いまいちだと思います。

私の場合、釣行には必ずビニール袋を余分に1枚持参し、そのビニール袋にゴミ等を入れて帰ります。
 
色々な地域の釣り場に於いては「釣り人の仕掛けや、ゴミは必ず持ち帰りましょう」と、掲示していますが、書いてない所もあり、各自釣り人の自覚だと思います。

簡単に、各釣り場に看板を設置したらいいかも知れませんが、その看板代も馬鹿にならないのが、現在の状況だと思います。

それに各自自覚してこそ、現在のSOLAS条約による釣り禁止区域(禁止区域には金網フェンスがある)も少しずつ開放されると思っております。

釣り人の中には、そのフェンスを登って中に入り、釣りをしている人もいるが、私にして見れば、その人達は、常識のない人だと思っています。

決められたことを守らない人は、釣り人のことを考えていないと思います。

話は変わりますが、いつも貰っている「機関誌 海洋だより」は、そのときにいる人がいれば私の方でコピーしますので、何時も、多部数貰って大変申し訳なく思っております。

したがって一部でいいですので、ご面倒でしょうが、送付願います。
 

話は変わりますが、上瀧さんより、わざわざ石松さんを紹介して頂きありがとうございます。天野氏も喜んでおりました。

釣り大会は今後とも参加したいと言っておりました。






 ゴミマナーは国民性

30年あまり磯釣りや波止釣りをしていますが、釣り場は磯や波止に限らず、どこの海岸、岸壁でもゴミの散乱が多く目立ちます。

なぜなのでしょうか?

それは釣り人に限らず、日本人そのものの国民性のゴミマナーが悪いからだと思います。

私の親戚が多いヌメリカ領土のハワイ島に時々行きますが、その街は、どこのお店も禁煙で、道路でタバコを吸うしかできないようです。

そのタバコガラを捨てる場所が、信号機があるようなところで、アメリカ人は皆そのルールを守っています。

しかし、日本人観光客の多くはほとんど道路にポイ捨てするのです。

ハワイの親戚は二世、三世、四世代となり、多くの知人が居ますが、日本人は特にゴミマナーが悪いと話していました。

昨今の国際化社会に混じる日本人は、もっと相応したゴミマナーアップを厳粛に受け止め、環境に対する先進国である欧米諸国にもっと見習う教育が必要ではないかと想います。

国際人としてレベルアップするには、幼い頃から親のしつけも大切ですが、学校教育視点から見た社会観を、もっと深く考え、大人達が美化意識をリードしながら子育てをしてゆく必要があるかと思います。

又、行政機関も厳しく、ポイ捨てやゴミを放置した者に刑罰を与える等も一つの方法だと思います。

私は釣りをした帰りは、自己のゴミはもちろん、周囲にあるゴミを拾い家に持ち帰ります。

皆さん、地球を奇麗にしましょう。


           海洋磯釣倶楽部OB会  藤崎好夫


※この稿は海洋20周年記念誌より抜粋し、手直しされて紹介しました。尚、藤崎好夫さんはお元気で大活躍されております。



 釣り場大切にする海洋人々

           海洋磯釣倶楽部OB会  益田勝義

海洋と遊んだあのころは、魚は釣れなかったが釣り場の掃除は良くした。

クラブからもらった日釣振のゴミ袋をバックにつめ、釣りの帰りぎわにゴミを良く拾って持って帰ったものである。

磯釣りも何度となく通ったがいつも上瀧勇哲は率先してゴミ拾いをするから、いつしか私も磯掃除をしてしまう。

私は何時も始めたら止まらない性格で、奇麗にやりとげないと気が済まない。だから念入りも良いところで、ハリスや釣針、仕掛けを入れるパッケージまで拾ってしまう。

楽しんだ後は、いつも奇麗にすることは常識となった。

昔、良く通った愛媛県佐田岬正野港の釣り行では夜る神社境内で寝泊りしていた。
その時「宴会するのは良いが後はきれいにしとけやァー」と神主から言われたことがあった。

これは私達以外の釣り人がゴミを放置するからで、そのとばっちりを受けたかっこうになった。

しかし仲間の内田さんや保里さんが、じつに人間が出来た人なので旨く誤魔化してくれた。そのせいで毎度利用する私達に神主さんから、モチやミカンを貰ったこともあった。

海洋の会員の中でも特に浜部辰雄さんと藤崎好夫さんがゴミマナーにうるさい

。そして日本釣振興会のゴミ袋を皆に配る上瀧勇哲も会員の世話をよくする。

だから海洋磯釣倶楽部の会員は皆でゴミマナーに気を付ける。

その習慣が自然と身に付いてしまったのかもしれない。

それにしても懐かしい保里会長と内田さん、どこに行っても酒の宴席の後はいつも奇麗にしていたあの頃が思い出される。

皆さん釣りマナーはゴミマナーから始めましょう


※この稿は海洋20周年記念誌より抜粋したものです。

社団法人 福岡県釣団体協議会について

       福岡県釣団体協議会 副会長  武原保義

日本国民の大多数がレクレーションとして楽しんでいる「釣り」の為に

①良き釣りの環境確保と
②良き釣りの伝統の継承を目指し
③釣り人の権利を守る

為に発足したのが
全日本釣団体協議会であり、福岡県釣団体協議会です。

会長は九州磯釣連盟会長の下村要一氏が兼ねていますが、
省略「福釣り協」は福岡県で唯一県から認められた公益団体です。

県下の諸団体、連盟北九州支部、福岡支部、筑後支部、全日本サーフ北九州協会、全日本磯釣連盟九州支部、九州ヘラ鮒連合会が加盟し、会員数1800余名を数えています。

事業として

①釣りに関する調査研究
②魚族資源の保護増殖
③釣場環境の整備保全
④釣り場の開拓
⑤遊漁としての釣り

このような健全な釣りの普及発展を図り、もって県民大衆の情操の涵養と生活向上に資することを目的としています。

その為、県漁場利用調整協議会委員に海区2名、内水面2名を推薦派遣し、漁業者と遊漁者の漁場をめぐるトラブル回避等の秩序ある魚場を守るため、その任に就いています。

又、各団体が行う釣り大会や、稚魚放流、釣り場清掃、特に少年少女の釣り大会には積極的に参画し、ルール、マナーの徹底を説いています。

「福釣り協」の団体員である九州磯釣連盟北九州支部は、長年行ってきたチャリティー釣り大会が県から認められ、知事表彰を数度受けています。

北九州市では水際線利用の一環として釣り公園の計画が実現しました。

これにも部会の委員を数名派遣するなど、各団体員が其々の立場で目的完遂に向け努力、協力した成果だと思います。

釣り団体で行政に窓口を持っているのは、この
「福釣り協」だけです。

国では農林水産省(水産庁)に、この窓口を持つ
(社)全日本釣団体協議会があり、これは都道府県釣り団体協議会の上部団体です。

釣りも近い将来ライセンス制度が導入されるのではないかと予想されますが、この制度が実施された時、
「釣り協」が中枢機関として運営出来るよう、その一環として釣りインストラクター資格制度を設け「正しい釣り」の振興、「楽しい釣り」の次代世代への伝承を目指しています。

九州でも熊本県で「釣りインストラクター資格」取得の為の講習会や資格試験が行われました。

「福釣り協」はこれらの後援をし、会員受講の便宜をはかることにしています。

「福釣り協」の財務は会員皆さんの会費と県補助金、他寄付で賄っていますが、公益法人、本来の道筋である行政の補助・助成。

業界より寄付。
篤志の援助で全て賄うことが出来るようになる為、より多くの釣り人にこの存在を知らせ、知って頂き、もっと力を貯えて、現行の補助等がもっともっと大きくなり、
「福釣り協」の目的完遂出来るよう、会員皆様のご協力とご支援をお願いします。


「九州磯釣連盟と釣り協は車の車輪のごとく」を合言葉の下に。


 
1994.5  №7号 「北九州支部だより」より抜粋しました。

 























はじめに、海洋磯釣倶楽部の伝統
は、先輩から受け継がれた釣り場美化自然大切にするハートである.
.釣り場環境美化活動継続するには、会員それぞれがクリーンアップ意識ち、釣り界先導してゆく心構えが必要である.
.
このテーマは、海洋磯釣倶楽部「20周年記念誌」より抜粋した仲間達稿記載し、マナーアップアピールするものである.


  海洋と歩んだ釣り場美化 

海洋に入会して早20年。
この間色々な釣り場美化活動があった。
特にホームグランドにしていた筑前大島の掃除は大変だった。

あのころは「釣り場を掃除する」といった風潮はなく、
私達がやらなければ誰もしない時代だと思う。

昭和54年3月、藤崎さんの提案で筑前大島の掃除をクラブですることになった。

その為に書記のジョーさん(上瀧勇哲)が、(財)日本釣振興会(東京本部)にたのんでゴミ収集ビニール袋を送ってもらったり、
筑前大島漁協長に申し入れて大きなビニール袋50枚をもらい、
釣り場掃除が始まった。

まず、海洋磯釣倶楽部で軽トラック二台を借り、大島の裏磯である。三浦。胴崎。灯台下等の空カン、ゴミ拾いする中西兄弟、藤崎、東グループ、上瀧勇哲。

特に駐車場近くの灯台上では空カン等がビニール袋20パイ分ぐらい軽トラックに山積みされて大変だった。

大島港外波止では私、東、益田、内田、大庭が担当。
東側の宮崎の波止は笠井、保里、上瀧哲郎、浦本、中川、浜部利治で空カン、空ビン、マキエのビニール袋、弁当ガラを回収した。

特に外波止の水溜りのドブ掃除は、クラブのユニフォームにベットリ汚水がつき、
靴やズボンが汚れて渡船に乗るのがイヤだった想い出がある。

しかし掃除した後の充実した開放感は汗を流した人しか分からないだろう。

後日、ジョーさんがこの釣り場掃除を、全九州釣ライター協会 小路 隆さんに報告し、
多数の新聞に報道された。

又、小路さんのお力添えで(財)日本釣振興会 会長 園田 直(元 内閣官房長官)より
感謝状が贈られた。

この感謝状は、はまや釣具店に掲示されています。

その後、海洋磯釣倶楽部は大会を開くたびに一時間ほど釣り場掃除を参加者全員で行い、(財)日本釣振興会より贈られたビニール袋を大いに利用させていただいている。

私達が一番多く掃除している場所は、やはり地元の若松響灘と思いますが、何度掃除をしても奇麗にならないもので、後から後からゴミが溜まるばかり。

どうにかなりませんかネ。

最近は九州磯釣連盟や(財)日本釣振興会も若松の釣り場美化に力を入れてくれます。

私も毎度、参加しています。

この様な釣り場掃除も、やっと最近になり一般釣り人・釣り団体
、釣り組織が力を入れていることに感謝します

昭和51年に結成された、海洋の20年は釣り場美化から始まったと、はっきり断言します。

その海洋の基本的な精神は「魚釣りは楽しく遊び、学び、
奇麗な釣り場でファミリーフィッシングです」皆さん、釣り場を大切にしましょう。


 平成 8年10月 稿            顧問 浜部辰雄


昭和51年3月1日発会   2025.3で海洋磯釣倶楽部 創立50周年

 
海洋歴史釣り場美化からまった
  先輩達熱き思いは今、私たちにがれる
  海洋の環境美化と釣り